清田区社会福祉協議会様にて講座を行いました。

防災を取り入れたちょっといい暮らし方をご提案!

楽しい気持ちをそなえる 防災ライフプランナー水口綾香です

先日2月26日(火)に清田区社会福祉協議会様にて講座をさせていただきました。

『災害時に備えた整理整頓術』

防災目線の片付けのお話しでした。

 

講座の様子は清田区社会福祉協議会様から写真をいただき次第追って追加させていただきます。

 

この講座のお話しをいただいた背景に、胆振東部地震での札幌市清田区の被害がありました。

被害があったご家庭に手を差し伸べてきた社会福祉協議会の方々。

その活動を通して、災害の被害は大変つらいけれども

もともと片付けが苦手だと災害被害はもっと大変

ということに気がつかれたそうです。

だからこそ、防災の視点からの片付けを、とご依頼をいただきました。

 

講座では、まず防災の視点についてお話しさせいていただきました。

参加者様ご自身に防災の視点が備わらなければ、ご自宅に帰ってから防災の視点で片づけはできません。

一つ一つの家具や視界にはいったものについて、一緒に災害を想像してみました。

その後、参加者様にお聞きします。

「ご自宅の食器棚、どうでしょうか?」

参加者様の中からポツリと「うちは倒れるな…」とこぼれました。

他の参加者様についても、声に出ないまでも皆様神妙な面持ちでしたので、ご自宅の被害についてご自身でリアルに想像していただけたかなと思います。

想像がつかないモノに対して、人は応じることはできません。

まずは想像から。

遠く離れた被災地の他人の被害ではなく、自分の目を通してみた自分の家について自分で考える。

写真も動画もなくても簡単にできる方法で、その考え方をできる限りどの講座でもお伝えさせていただいています。

 

そこから、自宅の安全な空間が家具によってどれだけ左右されるかを見ていただき、片づけ方についてお話しさせていただきました。

私の講座では、片付けはよく野球に例えて話をさせていただいています。

野球がわからない私がわかる程度の、あったりまえの事しか言ってないんですが、なぜだか野球を見ない方も過去に野球をしていた方もしっかりファイターズファンの方もうなずいていただけます。

今回も皆様うなずいていただけました。

その後、家に帰った時に、さぁ片づけようと思ったときに迷う事、ありますよね。

例えばプラスチックのスプーン。例えば新聞紙。

防災に使えそうなもの、捨てる捨てないの判断できますか?

その判断についても「ぐっちゃんならどうする?」と〇✖クイズで予想していただきました。

私ならこれはこう判断する。あなたならどうですか?

こんな事例をいくつかご紹介させていただきました。

 

講座を通して、「これはかなり判断しなければならないとかんじました」とご感想をいただきました。

しっかりとご自身のご自宅のモノにたいして何をしたらいいのか、実感していただけたご様子でした。

そして「おもしろかったです!」というご感想もいただきました。

はい。よく防災の講座なんだけど面白いと言っていただけます。

大笑いもありますが、興味深い!と感じていただけるようです。

私自身、昔学校で勉強していた時に聞いて知っただけの教科は面白くなかったですが、わかる!できる!と思った教科はおもしろいと感じていました。

防災について、「知る」のレベルではなく「わかる」「できる」のレベルで御理解いただけたからのご感想かな、と毎回嬉しく思っています。

 

片づけは間違いなく防災力がアップします。

しかし、です。

片づけと備蓄のバランスだったり、モノの配置を考えるときに防災の視点がない危険な片付けもよく目にします。

 

これから春の新生活に向けて、ぜひ防災の目線で!片づけをして災害時でも困らない気持ちの良い生活を迎えてほしいと思います。

 

お読みくださりありがとうございました♪

 

 

 

 

 

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この記事を書いた人

「楽しい気持ちを備える」をモットーに防災の馴染んだ暮らしを楽しんでいる男の子2人のママ。甘いものが好き♪

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