おはようございます!ぐっちゃんです。
段ボールベッドについて思う事
避難所の環境改善に段ボールベッドがよく取り上げられます。
体育館は夏場は熱中症の危険性があり冬場は底冷えする、本来は宿泊に向かない建設物。
そこに押し寄せた人で寝泊まりをするので、プライバシーもなければ荷物の管理も難しいです。
女性の視点で言えば着替える場所も授乳の場所も作るまでないのが避難所です。
東日本大震災の時、夫が仙台に日帰り出張だったので避難所に行ったのですが、その場に居合わせた方に食事を分けてもらうなど大変良くしてもらったものの環境は大変ひどく二度と行きたくないと言っていました。
そんな避難所の環境を改善しようと度々段ボールベッドが話題にあげられます。
段ボールベッドについては以前NHK札幌に出演させていただいた時に紹介させていただいた
つくってまもろう のページを見ていただけるとわかりと思います。
床から離れて眠ることで底冷えから体を守り衛生環境も改善されます。
ベッドの下に段ボール箱なので収納スペースができ、プライバシーも守られるというもの。
材料も避難所にある段ボールを活用。
素晴らしい!!
私、初めて段ボールベッドの話を聞いた時に思わず聞いてしまいました。
「こんなに大きさのそろった段ボール、初期から避難所に大量にそろってるんですか?」
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聞いてはいけない質問だったのかもしれません(^^;)
その時応えてくださった方は「そこが問題だよね」と苦笑されていました。
そこで思うのですが、避難所に保管する防災備蓄や、その後配送する支援物資を送る段ボールの規格を統一してしまえば、災害発生後すぐから段ボールベッドを作れる段ボールがそろうのになぁと。
物資も様々なので簡単ではないでしょうが、そんな視点があってもいいのかな、という独り言でした。
お付き合いくださりありがとうございます。