札幌市聴覚障害者協会様南区社会生活教室を担当させていただきました。

防災を取り入れたちょっといい暮らし方をご提案!

楽しい気持ちをそなえる 防災ライフプランナー水口綾香です

11月17日、札幌市聴覚障害者協会様南区社会生活教室を担当させていただきました。

7月に清田区と中央区を担当させていただいていましたが、今回は南区もという事でご依頼をいただきました。

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手話通訳さんに入っていただくので最初のご挨拶だけ手話でおこない、その後はリアクション多めに、実際にやってみる!見てみる!触ってみる!と体験を取り入れながら災害リスクとなぜ?どのくらい?備えが必要かお話しさせていただきました。

 

地震防災マップや洪水ハザードマップもお伝えさせていただきましたが、ニューアイテム、浸水深がわかるリボンは出したとたんに皆さま表情が変わりました。

実寸でその深さを見ると、マップを見た以上に「うちにこんな高さまで水きたらマズイ」ってなるんです。
だからすぐに手話で「浮き輪要りますね!」と反応してくださいました。

そうなんですよ。ライフジャケットの方がいいですが、本当に要りますよ!とお話しさせていただきました。

講座が終わって、一人の方が話しかけてくださいました。

「今日はすごくよくわかりました!
以前にも防災の話を聞いたのですが、説明は分かったけど自分がどうなっちゃうかこんなに想像がつかなかったんです。
でも今日は全部見せてくれたからうちはどうなるかとか、家ではこうすればいいんだってすごく想像がつきました!!」

すごく嬉しかったです!!!

 

ちょっと話が変わりますが、台風19号の被害に遭われた方に「台風の接近前に被害を受けると考えていたか」というアンケートがあったそうです。

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豪雨災害があるたびに、予測できる災害と言われているにもかかわらず「まさか」という声が必ず聞かれます。

その「まさか」を繰り返さないためにも事前にリスクを知っておく必要があるのですが、
リスクを知ってる人を増やすにはリスクを知らせる行動も必要だし、
自分事として捉えてもらえるように伝えるスキルが求められると思っています。

なので、言葉に出来ることを追究して、言葉に頼らない伝え方も試行錯誤して、それらの相反する2つをフル活用して受講者様の脳に引き出しやすいように整理して収めるという事を意識しながら、自分ごととして捉えてもらえるように今まで学んできた事総動員して限界まで(たまに限界を超えて?)講座に落とし込んでます。

それは講座を通して受講者さまと過ごせるのはたった数時間だけど、その数時間で災害を自分の事として受け止めてもらえたら、備えたいと思ってもらえたら、将来その方が被害にあうリスクを減らせる可能性があるからなんです。
簡単に諦められない!

だから今回いただいた感想は本当に嬉しかったです!!

聞こえるかどうかではなくて、より深い理解で伝えられるかどうかなんだと改めて思いました。

まだまだご自身のリスクを知らない方の方が圧倒的に多いのが現状だと思うので、多くに方に伝えて行きたいと思います!

お読みくださりありがとうございました♪

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この記事を書いた人

「楽しい気持ちを備える」をモットーに防災の馴染んだ暮らしを楽しんでいる男の子2人のママ。甘いものが好き♪

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