ローリングストックの3つの落とし穴を回避せよ!

防災を取り入れたちょっといい暮らし方をご提案!

楽しい気持ちをそなえる 防災ライフプランナー水口綾香です

 

本日は防災の日!ということで、先日メルマガでローリングストックについて書いたので

こちらでも公開します。

 

目次

ローリングストックの3つの落とし穴を回避せよ!

ローリングストックとは
・普段の食品を少し多めに買い置き
・賞味期限の古いものから消費
・消費した分を買い足す
事で普段から食べなれた食品を備蓄する方法です。

農林水産省/簡単!「ローリングストック」

いつも食べる食品を買うので、
災害時にあっても好みではないから食べない
ということがなく、さらに
災害が起こらなかったら使わない
ということもないので取り掛かるときの
気持ちの負担が少なくて済みます。

また、普段の料理、普段の買い物の中でできるので
取り入れやすい方法です。

ですが、継続するとなると「落とし穴」が出てきます。
今日は3つの落とし穴と、その回避方法を見ていきましょう。

●落とし穴その1 美味しすぎて食べてしまう

お菓子や特においしいものを備蓄するときに
よく起こる、ローリングの消費速度が速すぎて
備蓄にならないパターンです。
買ってきた直後から家族の手が伸びてくるような
食品については、収納場所を別に分け、消費期限が
近づくまで「寝かせる」か、
「特に頑張った日のご褒美に」「来客の時に」など
食べるときのルールをつくるとうまくローリング
できるようになります。
そして落とし穴を回避すれば、一番継続する
モチベーションが保ちやすいです。
ちょっといいものをゆっくりローリングして
みましょう。

●落とし穴その2  食べることなく賞味期限がきれてしまう

頂き物や、備蓄するために買ったインスタント食品や
レトルト食品で起こりやすいです。
もともと食べる頻度が少ないものをストックしようと
していることが原因です。
例えば、普段からインスタントカレーを1~2週間
の間に1回食べる習慣がある人はレトルトカレーの
備蓄が向いているでしょう。
ですが、カレーはルーを買ってきて作って食べるので
普段レトルトカレーを食べる習慣がない人は
「よく食べるカレー」でも期限が切れることが起こり
ます。
この場合は、ローリングストックではなく
3~5年常温で保存できるような長期保存食を備蓄
する方が方法としては向いています。
長期保存食で口に合うものがあるか探してみましょう。
食べる習慣があるものを備えるのがローリングストックなので、料理名ではなく商品名ごとに食べる習慣があるかどうかを確認することで落とし穴を回避できます。

●落とし穴3 食べる頻度と賞味期限が合わずに期限が切れてしまう

食べる習慣があるものを備えたのに、期限が切れて
しまう場合はこの落とし穴にはまっている場合が多い
です。
自分では食べる習慣があると思っていても、実はその
頻度が数か月に1度ぐらいと少ないことが原因です。
本当に食べる習慣があるか、食事の記録をつけてみま
しょう。
食習慣を可視化することで、食べる頻度がわかると
何をローリングストックしたらいいかがわかりやすく
なります。

時々自分の食習慣を振り返ろう

さて、3つの落とし穴の回避方法を見てきました。
実は結構細かく自分が食べているものを分析しないと
ローリングストックの落とし穴にはまりやすく
なってしまいます。
よく食べていると思っても、食の好みは変わります。
ほら、なにか美味しいものないかなって
新しい味を探していること、よくありますよね?
その回数分、食の好みが変わるタイミングが
来ているわけです。
そんな中で習慣になっている食事って実はそんなに
多くないです。
しかもその習慣も、例えばそうめんのように季節変化
する場合もあります。

だからこそ、時々自分の食習慣を振り返ってみましょう。
愛しいド定番が見つかったら、それはしっかり
ローリングストックしてくださいね。

 

お読みいただきありがとうございました♪

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この記事を書いた人

「楽しい気持ちを備える」をモットーに防災の馴染んだ暮らしを楽しんでいる男の子2人のママ。甘いものが好き♪

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