手回しラジオ、手放します。

防災を取り入れたちょっといい暮らし方をご提案!

楽しい気持ちをそなえる 防災ライフプランナー水口綾香です

防災グッズといったら、手回しラジオを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。

その手回しラジオを、私は防災ライフプランナーという肩書を名乗るようになってからMy防災グッズから外しました。

我が家は防災用のポケットラジオを家族の人数分備えています。

それとは別にうんと前に購入して非常持ち出し袋に入れてあった手回しラジオ。

一応ネタとして持ってはいたのですが、そろそろそれもやめてこの度正式に手放すことにしました。

 

ラジオは災害時に有力なツールです。

それは間違いないと、手回しラジオを手放すと決めた今でも思います。

ですが、忘れてならないのは手はラジオよりもさらに有力なツールであるという事です。

誰にとっても最大2つしかないこの手は、ラジオを回すこともできれば何かを作り出すこともできます。

でもそれ以上に、誰かをケアしたり癒したりすることができます。

 

手回しラジオを購入した時、ものすごく購入に迷いました。

すでに電池式のラジオを持っていましたし、更に頭のどこかで災害が実際におこったら幼い私の息子たちは絶対に怖がるのに、子どもをヨシヨシしないでラジオ回すことになるんだよなって想像がつきました。

それでも古いものを手放し購入したのは、電池が切れても使えて役に立った防災グッズという情報をニュースで聞いたことがあったから。

今になって思えば、人が役に立ったと言っているのを聞いたとか、防災グッズだからきっと使えるだろうという人を当てにした判断基準ばかりで、自分が災害時に何ができるのか、どうしたいのかといった自分の判断基準がなかったんですね。

そして、電池が切れないように備えておく自信がなかったんです。

 

今は電池を切らさずに備えることが出来るようになったので、ただですらストレスの多い災害時にラジオを手で回すという作業をあえて増やす必要はないと判断しました。

なので、今までありがとうと手放すことにします。

 

災害時に何が必要ですか?オススメグッズはありますか?とよく聞かれます。

モノも必要なんですが、モノより大事な事もあるんですよね。

限られたこの手を何に使うのか。

この手に何ができるのか。

それを事前にわかっていたなら、この手を向ける先はモノではなくて人がいい。

それを達成するために必要なモノって考えたら、災害時のモノ選びの基準が変わりますよね。

 

今回手放す手回しラジオは、幸いにも災害で使うことなく役目を終えてくれました。

次のラジオも出番がなく済みますように。

 

お読みくださりありがとうございました♪

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この記事を書いた人

「楽しい気持ちを備える」をモットーに防災の馴染んだ暮らしを楽しんでいる男の子2人のママ。甘いものが好き♪

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