防災を取り入れたちょっといい暮らし方をご提案!
楽しい気持ちをそなえる 防災ライフプランナー水口綾香です♪
4月からライティングを学んでいます。
実は文章を書くのが苦手でして…このブログが活動報告ばかりで埋まってしまうのがなんだかもったいない気がして、もっと防災に興味がない人でも楽しく読める内容にできないかなぁ?と思い立って習い始めました。
文章を書くのはめっちゃくちゃ大変でまだまだ苦手意識しかないですが、今日はめずらしく少し時間ができたこともあって…なんだかブログを書きたいな、と思えたのでPCにむかってみました♪
タイトルもイラストも、今までのブログの雰囲気と違うのは、きっとライティングを習い始めた影響です(笑)
さて、そろそろ本題に入りますね。
私は札幌市内の町内会様にボランティアで防災備蓄の講座を行っています。今日はその講座の話です。
その講座は防災備蓄についてお話しするんですが、前半はほとんどイメージトレーニングと現状確認です。
後半は防災グッズをさわっていただきます。グッズを手に取って皆様でワイワイお話ししていただきます。
で、ですね。じつは講座の内容は忘れてしまう事もあると思ってます。
忘れられないようにお話ししていますが、忘れたらまた話しにいきます^^♡
この講座で一番大事なのは、防災に興味がなく町内会に呼ばれたから参加してくださった方が、ご近所の皆様と防災について話をしていただく経験をしてほしいんですよ。
その為の雰囲気が講座でできて、そのための話のネタに防災グッズを持っていきます。
私は講師なので、アルファ米の説明をしたり携帯トイレの使い方をお伝えしていますが、ぶっちゃけそこも忘れちゃう事もあると思ってます。
(ただ忘れられないようにお話しする努力はしていますし、皆様ものすごく真剣に聞いてくださっているし、手に取って見ていただいているので覚えていてくれそうだな~と感じています^^)
皆さんでワイワイ話あっているうちに、すごく大事なことが見えてくるんですよ。
どの方が危機意識が高いのか、どの方が防災グッズ選びに詳しいのか、どの方がグッズがうまく回るように仕切ってくださるのか、どの方が冷静にみているのか、等々です。
普段の町内会様のやり取りで人間関係はもうできているんですが、防災グッズがはいる分その関係の「災害の場合」の状態がちょっと見えるんですね。
で、どなたかが覚えていてくれて、忘れちゃったとしても「あの方なら覚えてそう」って聞きにいけるとか「ほら、あの時そんなような話してたじゃない」って教えてあげられるとか、そんな関係につながってもらえたらいいなって思ってます。
私はあんまり体系的な組織づくりを一緒に構築するようなことはしてません。
それは私ではない他の防災団体様をご紹介させてもらえばって思っています。
だって、ずっとやってて得意な方いらっしゃいますから。得意な方に能力を活かしてもらう方が町内会様にとってもいい状態になると思うんですよね。それに防災を伝える側もみんなで同じことをするんじゃなくて役割分担をすればいいと思うので。
ちょっと話がそれましたが、私が私の役割としてその講座を通してお手伝いしたいのは、防災に今まで関わってなかった人を巻き込むきっかけづくりです。
そして巻き込んだ人を含めての組織の透明性とか、トラブルがあってもリカバーできる柔軟さ、人として弱い部分があっても機能する組織づくりだったりします。
透明で、柔軟で、弱くてもいい……なんだかスライムみたいですね(笑)
でも私が講座を通して作り上げるお手伝いをしたいのは、そのスライムみたいな状態です。
災害が起こったとして(起こってほしくありませんが)、災害を振り返ってみた時に
「〇〇が連携できなかった」とか
「○○がうまくいかなかった」という報告を見ることがあるんです。
でも自然の驚異は想定外が大得意なので、対応できないことは布団を叩くがごとく出てくるものです。
失敗が起こることが当たり前と思って想定をしておいて、
「○○さんのあの対応が良かった」とか
「うまくいかなかったところも手を貸してもらえて乗り越えられた」なんて意見が
振り返った時にあふれているような組織が理想だなと思っています。
そしてその状態ならきっとどんな災害も乗り越えられると思うのです。
で、その状態に近づくためには、まずは犠牲を出さないための個人の備えだと思ってます。
そんなことを考えながらボランティアの防災備蓄講座を行っています(^^♪
良かったら伺いますのでお声がけくださいね!
お読みくださりありがとうございました♪