札幌市子育て総合支援センタ―様主催 常設子育てサロン支援者 子育て・家族支援者 合同研修会について

防災を取り入れたちょっといい暮らし方をご提案!

楽しい気持ちをそなえる 防災ライフプランナー水口綾香です

気づけば10月!今年も残すところ3か月。

最近時間が5倍速で過ぎているような気がしています。

夏ごろからお仕事が充実して楽しくて楽しくてという一方で、家族と持病とのバランスがなかなか取れず…ご報告のブログの優先順位を下げていました。

でもずっと書きたかったんです。なので、ぼちぼちとブログにしていきますね。

 

今回は6月11日に担当させていただいた

札幌市子育て総合支援センタ―様主催

常設子育てサロン支援者 子育て・家族支援者 合同研修会についてご報告いたします。

昨年の胆振東部地震のあと、札幌市内の子育て支援センターや子育てサロンにも

地震の不安から過ごす場所を求めてお子様を連れてこられた方がいらっしゃったそうです。

どう行動すればよかったのか。何を備えればよかったのか。

そう不安になる保護者の方に寄り添うために、昨年のうちから子育て支援センターや子育てサロンの職員の皆様で防災の研修を受けられていたそうです。

そして6月にも、備えについて研修を、という事でお声掛けいただきました。

研修では、家具の転倒対策や、備蓄について、乳幼児と一緒に暮らすときに必要になってくるポイントを、「育ちに寄り添うための防災備蓄」というタイトルで95名の職員の皆様にお話しさせていただきました。

 

例えば非常食の定番、アルファ化米は水で60分、お湯で15分で食べることが出来ます。

ですが、毎日夕方にご飯支度をする15分が待てなくて乳幼児は泣きます。

その鳴き声に全く食事が作れなくって、毎日夕方が来るのが怖いと思った時期が私にもありました。

普段ですらそんな状況なのに、災害時のストレス環境でお湯をいれて15分…待てないですよね💦

では、どうするか?

というように、乳幼児との暮らしにあわせた備えをお話しさせていただきました。

感想の一部について公開許可をいただきましたので、掲載させていただきます。

[st-mybox title=”感想” fontawesome=”fa-file-text-o ” color=”#76b4cc” bordercolor=”#76b4cc” bgcolor=”#ffffff” borderwidth=”3″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”100″]

・子どもがいる家庭に焦点を当てた話が中心で、子どもにとって日常に近い生活に早く戻すことが必要だということ、子どもが自分で防災について考える経験も必要だということなどや、他にも具体的な備えの方法などを多く聞くことができた。最後に話していた、「支援する立場の人こそ、しっかりと備えておくことが必要」ということを意識し、非常時に困らないように日頃から備えていきたいと思った。

・研修を通して、災害時に子どものストレスを少しでも軽減できるよう、家族で日頃から意識し、普段とできるだけ変わらない生活ができるよう物品や生活習慣を備えたり、整えたりすることが大切だと改めて感じた。

・札幌市の各避難所では様々な備蓄が用意されているが、数字で見るととても少なく、家庭や職場での十分な備えが必要だと思った。防災意識は時間とともに風化しがちなので、子育てサロンでの避難訓練などを通して、利用者にも定期的に情報提供していきたい。

・災害の備えは各家庭によって違いがあるので、必要な物品も各々で違うということがよくわかった。一度用意したらOKではなく、毎年、毎月?家族状況、季節により見直し、変更していかなくてはならないこと、普段の生活の中で、使えるように慣れておく大事さを講師の家庭の事例によって分かりやすく伝わった。

・自分自身には役に立った反面、サロンにくる保護者に伝えるのが難しいと思った。お母さん同士が備えについて話すきっかけ作りを普段から意識し、母親たちにも災害時の備えについて考える機会を提供できたらと思う。

・災害時にも、暮らしは続いていくということを意識して、日頃から、行動をシュミレーションしながら対策をし、必要なものを選んでいくことが大切だと感じた。

・学校など避難所に備蓄されているものは思ったよりも少ないこと、避難時に使用するものは普段の落ち着いている状況のときに使い慣れておいたほうがよいこと(安心する)、災害時も普段の生活と線引きしないで生活できる対策が必要なことなど、知っておいたほうがよい情報、知識を得ることができた。サロン利用者にも災害時の対策などについて身近に考えてもらえるような機会をつくっていきたい。

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受講されている方の温かく真剣なまなざしや、研修後に「業務に直結でした!」といただいたお声掛けに、誰よりも私が支援をしていただいたと感じました。

胆振東部地震の後の保護者の方やお子さまがうけた不安やストレスに寄り添いたいという札幌市の子育て支援関係の方々のお気持ちを最初に伺ったとき、どこまでも誠心誠意お子様の育ちをサポートする姿勢に胸を打たれました。

そして、感想からもそのお気持ちが感じられて嬉しかったです。

 

札幌市の子育て支援センターや子育てサロンのスタッフさんは、災害に対する不安も受け止めてくれますよ!

乳幼児や未就学児の育児をされている方で、災害について不安がある方はどうぞ相談してみてくださいね(^^)

お読みくださりありがとうございました♪

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この記事を書いた人

「楽しい気持ちを備える」をモットーに防災の馴染んだ暮らしを楽しんでいる男の子2人のママ。甘いものが好き♪

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