2020年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

防災を取り入れたちょっといい暮らし方をご提案!

楽しい気持ちをそなえる 防災ライフプランナー水口綾香です

新しい年が幕を開けました。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

皆様に備えを伝えていくためにも、昨年の振り返りと本年の目標を明確にしたいと思います。

目次

2019年の振り返り

1.要配慮者の方への講演

・高齢者の方
・聴覚に障害のある方
・乳幼児支援にかかわる方、乳幼児の保護者
・外国人留学生とその支援の方
・医療ケアの関係者の方
・介護ケアの関係の方

昨年は要配慮者と言われる方とその支援にかかわる方に公演の機会をいただきました。

自分にとっても経験のない分野もあり、多くの学びと挑戦となりましたが、同時に、それぞれの要配慮者の方に関わらせていただく中で何かつながりのようなものがー 点と点を結ぶ線のようなものが見いだせないかと活動を通して模索していました。

その結果、想像していたつながりは見いだせなかったけれど、1年前の自分と比較して、より社会の複雑さと人の温かさの両面を知ることが出来ました。

そして、1つの絵の中でもちゃんと点が点として存在していて、その点一つ一つに意味がある点描画を離れて絵として捉えたり近づいて点を見たりするように、社会的なつながりから個人まで連続して捉えることが重要だという事に気がつきました。

一人一人の症状、環境、境遇、支援、それらで紡ぎだされる生活・暮らし。

活動を始めた当初から「暮らしかがやく」と一人一人の暮らしに焦点を当てた備えを伝えてまいりましたが、一人一人により強くスポットライトをあてた暮らしを尊重する備えを一緒に考えていきたい。

要配慮者でも、そうでない方も。

その想いがより一層強まりました。

2.WRAPとの出会い

WRAP(元気回復行動プラン)は精神に困難がある方が投薬に頼らず自分でリカバリーするための行動プランです。

災害時には多くの方がストレスを抱え場合によっては死に至る状況に追い込まれます。

そんな時に、自分で自分を守り回復させる行動プランは、まさに心の備えになると思い学びました。

そこには、日々意識してない暮らしの行動の中に、傷ついた自分を回復させる道筋がありました。

モノだけじゃない暮らしの備えに活かせるように、深めていきたいと思います。

3.言語表現の追求と非言語表現の可能性

昨年前半はライティングを学びました。

伝わる・読み進める価値のある文章の構成やしかけ方は、文章以上に講座での表現に活かすことが出来ました。継続して取り組まないとすくにスキルが落ちるので、継続して書くことに取り組みたいと思います。

一方で、言語は人によって持っている単語数や単語の意味に揺れがあり、言葉にできる事の可能性と限界を同時に知ることになりました。

その気づきがあったからか、後半では先述のWRAPと一緒に出会ったグラフィックレコーディングやデザイン等の非言語の表現を学ぶ事となりました。視覚にできる可能性がグッと広がりました。

心動かす言葉があり、心つかむ表現がある。

この両者を備えを伝える事に最大限活かしていきたいと思います。

4.2019年の目標について

2019年は2018年の助走から一歩跳躍するホップの年にする予定でした。

2019年の目標

結果をみると皆様のおかげでホップ、ステップ、ぐらいまで飛ばせていただいたように感じています。

1.防災備蓄収納2級プランナー認定資格講座について

年6回の開催で29名の方にご受講いただきました。

今年も2か月に1度のペースで開催を予定しております。

1月中旬に上半期の開講スケジュールを公開いたします。

2.Zoom防災備蓄コンサルティングの開始

個人の防災備蓄のご相談はzoomではなくご訪問での形になりました。

「水を1箱買ったから」「この間カセットガスコンロを買ったから」と備えを進めている方は多い中、正しい備蓄の量が認識されておらず「足りていない」という事実を知らない方が大勢いらっしゃいます。

正しく量を知ってもらう事を進めたいと思います。

3.LINE@の開始

こちらについては2020年の計画にあわせて、途中で方向転換することにいたしました。

5.改善点

まだ年度途中ですが、2018年度に比べ2019年度は講演回数が約3倍になりました。

ありがとうございます。

まだまだお伝えしたい方がたくさんいらっしゃるので、2020年はさらに加速していきたいのですが、そのためには仕組みを整えていく必要がでてきました。

 

2020年の目標

1.事業を明確にする

防災の分野だからこそ、でもあるのですが、個人起業と慈善事業の両方を行わせていただいていました。ですが、このままの形ではどちらも発展に限界があると感じています。

個人事業として行う事はフフジカンで。

慈善事業として行う事は仲間を巻き込んで市民団体として。

事業を明確に分けることで発展できる体制を整えてまいります。

市民団体につきましてはご紹介できる形が整い次第ご紹介させていただきたいと思います。

市民団体として活動が本格化するまではフフジカンでお受けさせていただきます。

2.企業向けの備えを進める

フフジカンの事業として、ビジネスシーンでの備えを提案してまいります。

一人一人の暮らしを考えた時に、職場で過ごす時間はどうしても無視できません。

職場での備えから社員一人一人の暮らしの備えまでトータルで備えることで、社員の安全の確保と社員の防災意識の向上を目指します。

具体的には、BCP、防災備蓄と収納、コミュニケーションの観点からレジリエンスに強い組織づくりのサポートを進めていく予定です。

3.発信の仕組みを変える

これまでは地域での防災の取り組みを知っていただきたい想いから、講演毎にご報告をさせていただいていましたが件数的にも個人で継続をしていくことが難しくなってきました。

また事業を分けていくこと、言語と非言語での学びをアウトプットに反映したいと思います。

本年度の発信として、メルマガとYoutube チャンネルを開始します。

1.メルマガ「共に響く日々の備え」について

私 防災ライフプランナー水口綾香が日々の活動を通して気づき、響いたことを共有し、備えに活かすための無料メルマガです。

暮らしの視点から「響く」をさぐり、備えに活かすまでの過程を知ることが出来ます。

1月6日より毎月2回第1第3月曜昼12:00に配信いたします。詳細は以下よりご確認ください。

2.Youtube 「フフジカン防災ちゃんねる」について

こちらは防災に興味がない方でも取り組みやすくなるような防災アイデアを提案していきます。よろしければチャンネル登録をお願いします。

台風や地震といった自然現象の発生は止められません。

その自然現象が起こった結果、被害が発生して「災害」となります。

そして、災害でお亡くなりになる方が発表されるたびに考えてしまう事があるんです。

・命を守る行動をとるための判断をするときに、判断材料はそろっていただろうか。

・どう判断していいかもわからないまま、命を左右する判断に迫られていなかっただろうか。

・どう判断していいかわからないとしたら、最善の判断するための知識は誰か伝えにいっただろうか。

・その知識を伝える役目が果たせるのは、誰だろうか。

判断基準が明確で、状況を冷静に分析出来て初めて最善の行動につながります。

それが災害時にその場にいる個人にゆだねられている現状があります。

広めなければいけない事、変えていかなければいけない事が山のようにあります。

1人でも多くの方に知っていただき、行動していただき、誰もが笑って寿命を全うできる社会にしたい。

その為にできることを今年も続けてまいりたいと思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

長文を読んでくださりありがとうございます。

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この記事を書いた人

「楽しい気持ちを備える」をモットーに防災の馴染んだ暮らしを楽しんでいる男の子2人のママ。甘いものが好き♪

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